歯並びの乱れによる不正咬合や、下顎が上顎より出ている反対咬合などの場合は、矯正歯科(歯列矯正)治療が選択されることが一般的です。ただし、根本的な咬み合わせの乱れに対しては、通常の歯列矯正ではなく、専門的な咬み合わせ治療で改善を図る必要があります。
また最近では、咬合と虫歯や歯周病の関連が強く指摘されるようになり、歯科医療全般においても、咬み合わせを重視した治療が求められています。
近年、「顎関節症」や「咬合の不安定」に悩まされる患者様は増加傾向にあり、そのような方の中には耳鳴り、肩こり、聴力の低下、目の奥の痛みというような様々な身体症状を持つ方も多くいらっしゃいます。
このような症状のある患者様に対して治療を進める場合には、医師による主観的な治療は避け、治療に入る前の客観的なデータに基づいた「総合診断」が必要になります。高知市の溝渕歯科クリニックでは患者様と充分に相談をさせていただいたうえで、まず「総合診断」の意味や必要性、費用などについて詳細なご説明を行っています。そして、診療方針にご納得いただいたうえで、いくつかのデータを集めることから治療をはじめています。
以下のデータ収集を行い、患者様一人ひとりに最適な治療をご提案させていただきますので、咬合に問題があるという方はお気軽にご相談ください。

- オーストリア・ナソロジーとは
R.Slavicek(Austria)が1981年に提唱した咬合理論。これによると、顎口腔系のシステムにおいては脳頭蓋系ならびに神経筋機構と調和していなければならず、そのためには成長・発育と共に順応、獲得した固体の個性と顎咬合機能は調和していなければならないとするえに基づき構築された理論です。
咬合様式は順次離開誘導咬合(Sequential functional guidance occlusion)完成した永久歯列の上顎歯の頬側咬頭あるいは辺縁隆線の誘導路の傾斜角は、後方の歯から犬歯に向かっていくに従って順次急峻になっている。
その結果として側方運動時、犬歯が主導的に犬歯から後方の歯牙を離開させる。これは正常な固体が成長発育の過程で自然に獲得するオクルールガイダンスである。


















